2008年、Montego bayの安ホテルは繁華街から離れていてパンなど食材を調達するには不便で、歩いていると「ミ～ツアミ～」「Boy friend?（男は要るか？）」「これを買え」と木彫りのでっかいスプーンを売りつけられたり笑、とにかく約2kmの道中色んな人から話しかけられた。カリビアンビーチは抜けるように青く、ダイビングやスノーケリングしたり・・・水が透明で底の砂の白さや小魚たちが泳ぎ美しさに見とれずにはいられない。
朝食はペリカンというカフェで毎朝ブルーマウンテンコーヒーとトーストやオムレツなどを頂き、夜はジャークチキンをテイクアウトしたりディナーを食べたが、カリーゴートやダーティバナナにピニャコラーダとジャマイカらしい食べ物やカクテルを堪能。クラブに行った際治安が悪く怖いお兄さんからガンジャを勧められるので逃げた。
JUTA観光タクシーはぼったくりで、普通の一般人の現地のお兄ちゃんと交渉し車をチャーターしてネグリルやキングストンはボブマーレー博物館、ブルーマウンテンでコーヒーを飲み、ジャングルでスコールに遭い地元のジャークのお店に案内してもらいとても楽しかった。毎日ホテルや街中、カーステレオなどからいつもレゲエが聞こえ店員にダンスを教わり、たまたま出会ったおにいちゃんが音楽関係者で自宅に招かれてCDを買ったり音楽と人との出会いが続く。
帰りの飛行機がキャンセルとなり何とか日本に帰れる便を探してもらい苦肉のアレンジでLA、シカゴ、成田と乗り継いだ。LAの乗り継ぎ約2時間ダッシュで入国審査とスーツケースをピックアップし深夜便に駆込み、早朝シカゴに到着した頃には時差と気温差で頭はフラフラ。成田に到着したらロスバゲだったがすぐに見つかりやっと成田で落ち着いた所で、おにぎりの袋を開けられないアメリカ人の代わりに開けてあげると、なんと某バンドのツアーマネージャー！帰国してまで音楽と人との出会いがあるのかと感動、Japan Tourに招待され会場に行くとその人がわざわざ挨拶に来てくれて夜はホテルの近くで飲んだ。
ジャマイカの手付かずの自然の美しさに感動、たくさんの失敗と経験、音楽と人との出会いに感謝、今でもいい思い出の一つだ。