初めて泊まりでしっかり旅行に行きました。
よく行きたいね、と話していた岐阜、白川郷。
二人でお昼から夕方まで好きなだけ周り、たくさん写真も撮り、お土産も買いました。
その夜泊まらせていただいた宿、城山館。
古い建物でしたが、安心感の漂う空間でした。
次の日の朝、無料のツアーがあるということで参加したのですが、これで白川郷への見方がガラッと変わりました。
合掌造りの建物や、外国にも人気の観光地、という印象でしたが、そこに息づく人の生き方ごとの世界遺産、ということを教えていただきました。
とくに、結という相互扶助の精神に基づいた建て替え、行事、付き合いが、巡り巡ってインドの震災のときにも活かされたというお話は、思わず涙がこぼれそうになりました。
城山館のご主人は、真剣に白川郷のことを考えながらも、ユーモアたっぷりにいろいろなお話をしてくださいました。
この写真も、「チーズで撮りますからね」と前置きがあって、「二人の熱で、熱々にとろけるのは…」「チーズ！」と、本当に人柄の良さが伺えました。
春夏秋冬で表情を変える白川郷。
ぜひまたこちらの宿に泊まって、違う季節で撮って行きたい写真として、投稿させていただきます。