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大和ハウス工業 富士フイルム コラボ企画「I Have Heart フォトコンテスト」

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プレゼント : FUJIFILM XQ2、大和ハウスオリジナル ハローキティ グッズ4種
当選数 : 6名 参加〆切 : 終了しました

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命がけの水深

ダイビングは、通常40メートルより深く潜ることが禁止されています。深く潜ると窒素酔いと呼ばれる症状が発生しやすくなり、泥酔した感覚に陥ります。

しかし深く潜るほどに、そこでしか出会えない美しい魚がいて、愚かにも命をかけて潜ってしまうのです。

この写真はそんな大深度にて、憧れ続けた珍しい魚「マダラハナダイ」に初めて出会えた時の思い出です。

この水深に滞在できる時間は長くても5分。それ以上滞在すると、高濃度の窒素により、減圧症と呼ばれる病にかかるリスクが高くなります。魚が逃げたりすることも考慮すると、一秒たりともロスできない状況です。

そんな中、憧れの魚を前にして、僕が最初に撮ったのは、魚を主題にしたシングルショットではなく、一緒に潜っていた友達と魚のツーショットでした。

通常は人間が生きられない、こんな過酷な環境にまで付いてきてくれた友達と、一緒の感動を味わえたことが何より尊いと思いました。水深が深く、意識が朦朧としていたので、あまりよく覚えていませんが、そんなことを考えた気がします。

いつも無理言って深いところにまで付いてきてくれる友人に心から感謝しています。この写真を見るたびに、これからも安全第一で、一緒に海を追求していける仲でありたいと思います。